

STAFF TALK
砺波チーム座談会
チームだからこそわかる、
エンジニアの
“成長の秘訣”とは?
世界から高い評価を得ているTPSCoのエンジニア。
“若手の成長が早い”といわれるのはなぜなのか、先輩・後輩各々の視点から話を聞いてみました。
MEMBER
メンバー
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生産プロセス技術部
砺波プロセス技術課N.B課長
生産プロセス技術部
砺波プロセス技術課
要素第一係Y.Iさん
生産プロセス技術部
砺波プロセス技術課
要素第一係M.Kさん
生産プロセス技術部
砺波プロセス技術課
要素第二係T.Iさん
座談会を動画で見る
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TALK01
TPSCoには若いエンジニアを
親身に育てる環境がある -
Y.Iさん
「生産性向上」では設備の立ち上げが主になり、自分の担当工程を評価して問題がないかを見ていきます。半導体のプロセスは自分の工程だけではなく他工程のことも知っておかないとなかなか評価が進まないので、そういった時に他工程の先輩にお声がけさせていただいて、知見を頂戴することが多いですね。そしてその知見を同じチーム内で共有し、さらに助言や協力をしてもらって評価を進めています。
仕事だけではコミュニケーションが上手くいかなかったりすると思うのですが、飲み会などで交流を深めたりして、どんどん話しかけやすくなってるなと感じます。それがこのチームのいいところかもしれません。笑。M.Kさん
私は入社3年目で、今担当しているプロジェクトはお客さまに直接報告する場面もあり、難しいと感じることもあります。チーム内での協力はもちろん、課外の、現場やカスタマーのみなさんと協力して行っているのでやりがいを感じます。こういう案件はこれが初めてなので、まずは人脈作りから。私たちの事務所は物理的にも、心の面でも壁がないのでわからないことはすぐに聞きに行ける環境なので、何かあればすぐ聞きに行って顔を覚えてもらって、という積み重ねの日々です。
仕切りがないオープンなオフィスはコミュニケーションがとりやすくていいなと感じます。あと、他部署の方に初めて相談をしに行くとき、上司が一緒に来てあいさつしてくれたので、スムーズに進めることができました。心強い先輩、上司がいるから助かっています。T.Iさん
チームというより会社全体のことなのですが、2014年に現在のTPSCoになってから開発や生産数量が増え一気に忙しくなったところで、一定の品質を保ちつつどうコストを下げお客さまに満足していただくのか、求められる製品をどう提供し続けるかという課題が山積していました。忙しくなるとどうしても個々の案件をこなすことに精一杯になってしまいがちなところを、部署をまたいだ協力をたくさん、細かく行ってきたことで、今につながる社風というか、一体感が生まれたと感じることがあります。
N.B課長
今私の課で60名、隣の課に40名近く、なので部として約100名ぐらいで、さらに開発やカスタマーサポートなど他部署も含めると事務所には150名ぐらいが同じフロアで働いています。今Tさんが言ってくれたように、一体感、この人数のエンジニアを把握しようと思うと肝になるのが「資料作り」なのかなと思います。お客さまへの報告からチーム内外への仕様変更の伝達、資料は仕事の基本ですが、そういった作業を通じて人に説明するのが非常に上手くなっていくものだと感じますし、直接話したことがなくても資料からその人を垣間見られるという気がします。
当社は研修がしっかりしていると言ってもらえることが多いのですが、研修での資料作りや発表は新人にとっていい練習、経験になっていると思います。また、配属されてからも一人ひとりにメンターをつけて指導にあたります。Yさんは7年目、Mさんが3年目で同じ先輩がメンターでサポートしてくれているから、独り立ちに向けて着実に成長していっているなという印象です。
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TALK02
チーム自慢を聞かせてください!
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T.Iさん
うちはスペシャリスト集団だなと。担当業務は違っていてもそれぞれが経験豊富で、メンター的な指導ができる方が揃っていて、技術レベルがすごく高い。
あと、僕は基本人好きなので、各々のキャラクターをすごい見てしまうんですけど笑、飲み会でどの席に座ってもハズレなし!みんな話せば話すほど面白い人ばかりなんですよ。これはこの場で披露できるエピソードがなくて申し訳ない、学生のみなさんには入社して自身の目で確かめてほしいですね。M.Kさん
初めてやることがまだ多いのですが、とても“やりやすい”環境だと感じます。もし失敗しても、支えてくれる先輩がいるから絶対に大丈夫っていう安心感がある。やってみようっていう気持ちになれるところが好きです。あとは、上司が面白いんですよ。ご本人は自覚がないと思うんですけど、毎日笑かしてくれる、冗談を言い合ったりできる関係で。イジっても大丈夫な上司がいて、毎日楽しく仕事してます。笑。
Y.Iさん
もう7年目なので、後輩ができて自分が指導する立場になって思うのは、私は「なんでも吸収するからなんでも教えてくれ」と、ちょっと受け身なタイプの新人だったんですよね。指導をする側になって、「なんでも教えてくれ」より、後輩からわからないポイントを聞いてくれた方が嬉しいなという感情になって。もしかしたら私の直属の上司も、指導してくださった先輩方もこの感情だったんじゃないか…?と思って。そんな部分も含めて、どういうふうに人材を育てていくかというのもチーム内で教育の場があるんですよ。人材についてよく考えられていてすごいなと思います。
N.B課長
みんな真面目で、だけどすごく明るい職場なので、「チーム一丸」と感じる場面が多いと感じます。いろいろと課題はあるのですが、解決しない課題はあまりなくて、時間がかかることはあるんですけど、でも、みんなで一生懸命調べたり原因を突き止めたり、他部署の人と協力し合ったりして向き合います。そういったことを経て成果が出ているので、YさんやMさんのような若手、Tさんのように経験豊富な人、そういった全てのエンジニアが分け隔てなく協力し合ってくれて、一丸となってくれるところが、すごく魅力的なチームだと思ってます。
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TALK03
仕事を円滑に進めるポイントは?
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N.B課長
私の立場は、みんなが仕事をしてくれる、その成果をいかに最大にできるかを考えて動くことだと思っているので、なるべく解決に導くように、ヒントになるようなアドバイスや整備をしたりですね。失敗も成功も、とにかく自分のチームがどういった状況にあるかは常に見るようにしています。その上でこの仕事はあの人が向いてるよねとか、〇〇さんにお願いすればこういったところまで動いてくれるな、といった想像をしながら仕事のテーマを割り振るようにしています。
当社にはチャレンジ&コミュニケーションプログラムという、全社員が自分の業務とその成果がどれぐらいだったかをチェックするシステムがあります。直属の上司と一対一で会話をしながら振り返りをし次どうするかを相談できます。部下の適性を把握しやすいいい仕組みですね。Y.Iさん
基本的なことなんですけど、「報連相」を大切にしています。これくらいは言わなくていいかということが、放置しているとだんだん深刻な事態を招いてしまうことがありますから。小さなことでも少しでも不安に思ったら先輩に必ず相談しています。基本が1番かな。
M.Kさん
今はまだいろいろなことを詰めて覚えていく段階だと思っているんですが、トラブルなど何か起こったことに対して、どうしてそれが起こったのか、時間の許す限り考えてみるようにしています。まだ経験していない事象だとしたらまだまだ学ばなくてはならないし、いつか後輩ができたときにも役立ちそうだと思うので。
T.Iさん
まず一つはコミュニケーションをとること。あと、仕事の中にも「楽しみを共有する」ということが大事だなと考えています。例えば他部署の方と仕事をすると、私たちには利益があるけど向こうには負担しか増えないというケースが多々あるのですが、それでもなるべく後ろ向きにならないで作業してもらえるように、その価値をどう感じてもらえるか、いいゴールイメージを早い段階で提示して、「これをやると誰かが幸せになるんだ」という価値を、楽しみに思ってもらえるように心がけています。
それと同時にやっぱり笑いがないと!楽しく仕事ができるよう、なるべく笑える環境作り、コミュニケーションの取り方を考えていますね。周りからはふざけてるようにしか見えないかもしれませんが。笑。
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TALK04
先輩も後輩も、
一緒に成長し合えるTPSCoの魅力 -
N.B課長
こうして今日はチームから4名に来てもらってるんですが、Tさんはオールマイティー、なんでもできる人ですね。明るく会話上手なので、場を和ませることも、仕事もきっちり回すこともできる非常に頼もしい存在です。
Mさんは3年目でまだ覚えることがたくさんあると言ってましたけど、そんな中でもすごいチャレンジ精神が強い「物怖じしないタイプ」、どんどんいろんなことに挑戦させてみたいなと思います。
Yさんは次世代のエース、若手の中でも経験年数は7年と、20代のメンバーの中ではリーダーとして活躍できるタイプだと思ってみていますね。Y.Iさん
すごい、私のことはともかく、Tさん、Mさんについてかなりその通りだと思います!Tさんはみんなを引っ張っていく人だと思っています、そして愛されキャラ!なんか上から目線みたいな言い方ですみません。笑。Mさんも自分の意思を持って仕事を進めてるのが、遠くから見ていてもわかるので、このままがんばってほしいですね。なんかまた上から目線みたいな言い方になっちゃって。
M.Kさん
よく見てくださっていて嬉しい!
T.Iさん
ちょっと恥ずかしい、自分としては不真面目というか、甘えたところもあるし、迷惑かけてるんじゃないかなと思って日々反省なんですけど。若手2人については、僕、尊敬していて。自分の若い頃と比べるとすごくしっかりしてるし、意見もはっきり言える、それで仕事に誠実に対応しているので、年下でも尊敬しています。もっと感情出して、思い通りにならなかったら怒るくらいでもいいと思いますよ!
N.B課長
私は入社してから20年以上になりますが、それでも新しい発見、新しい経験ができることがTPSCoの魅力だと思っています。先日Yさんとイベント登壇をしたのですが、そこで彼女なりの仕事の捉え方、それを人に伝える姿を見たときになんて頼もしいんだろうと思いましたね。そういう、部下の成長の一端を見ることができたのも、当社だからこその経験だと思っています。
Y.Iさん
入社してから、ちゃんとステップアップしている実感が評価でもわかるのでやりがいを感じやすいと思います。一般の人が「工場」と聞くとネガティブな想像をされるかもしれませんが、半導体の場合はクリーンルームといってものすごくキレイな環境で仕事ができますし、興味があったら工場見学からしてみたらいいのかな?と思いますね。
M.Kさん
TPSCoは「これがやりたい」と言えば聞いてもらえる、その人その人に合った仕事のやり方ができると思ってます。なので、仕事をすること、社会人になることに対して不安を持たずに入れるような会社だなと。もっとこれがしたい!という信念があれば、成長を支えてくれる環境なので、心配せずに来てほしいです。
T.Iさん
自分がどういった分野に興味があるのか、向いているのか、悩んでる方こそぜひTPSCoに来てほしいなと思いますね。入ってから自分の適性を見つけられる、そんな社風です。私も半導体を専門で勉強したわけじゃなかったのですが、何かしら自分の専門が活かせてかつ新しいものを発見する喜びがあります。みなさんとお会いできるのが楽しみです。
N.B課長
ここにいるメンバーは席も近い、同じ部署のエンジニアです。半導体は、製造期間が長いものでは3か月ぐらいかかり、約500工程を経て完成します。各エンジニアが特定の機械や工程を担当し、維持・改善を行います。
コロナ禍で「半導体不足」という情報を聞いたことがある方も多いかもしれません。当時、感染予防のため、公共交通機関の利用が避けられ、リモートワークの普及が進んだことがその要因の一つでした。センサが不可欠である自動車やPCの需要増加に対応するため、私たちのチームは「生産性向上」に取り組みました。