お客様の
「Thank you」を聞くために、
基盤技術開発に取り組む

基盤技術開発エンジニア
1990年 新卒入社

K.Aさん

プロセステクノロジーセンター
基盤技術開発部 検証技術開発課

工学部・環境工学科卒業。
1990年に松下電器産業(株)(松下電子工業)へ入社。
一貫して半導体の設計開発業務を担当。
2012年、京都から富山・魚津サイト勤務に。
現在、ESD開発とIOセル開発のリーダー。

  1. トップ
  2. 人を知る
  3. 社員紹介

現在のお仕事内容は?

ESD保護開発とIOセルライブラリの開発をしています。どちらも半導体のファウンドリにとってなくてはならない「PDK」というツールの一部です。
私の部署では設計、開発のほかに、直接お客様のご要望をお聞きする業務もあります。弊社ではヘルプデスク業務を行うチケットシステムを採用しており、そちらのツールからも質問や要望をいただくことも多いのです。実際にお客様が何を求めていらっしゃるかをすぐに答えなければならないため難しいと思うこともありますが、重要な役割を担っているとも実感しています。

この会社で技術者として
働く魅力は?

海外のお客様や関連会社メンバーと接する機会が多く、今まで知らなかった技術や考え方を入手でき、技術者としての幅を拡げられるところが魅力です。半導体製造にはプロセス、製造、設計という工程があり、私たちは設計部門を担当しています。所属人数がほかより少ないため“私たちにしかできない仕事”という自負があります。
お客様対応が完了し「Thank you」と言ってもらえたときやお客様製品のESD試験でOKの連絡が来たときに得られる達成感が、次の仕事への原動力へと繋がっていきます。

実現したい仕事上の目標は?

TPSCoは、アナログ製品のファウンドリです。やはりその分野において、世界のトップになることが最終的な目標ではないでしょうか。
お客様からのさまざまな要望にスピード感を持って対応することで、技術面だけではなく人間的にも成長できる会社だと感じています。
今後は若手の力がさらに必要になってくる時代。私が今行っている仕事をしっかり任せられるよう若手社員を教育していきながら、彼らにはどんどん世界の舞台に出て行ってほしいと考えています。

ある1日のスケジュール

  1. 出社・メールチェック

  2. テレワークメンバーとWEB会議

  3. チケットシステムからのリクエストの確認・対応

  4. 昼食

  5. 評価関連ミーティング

  6. 部内進捗確認ミーティング

  7. 係メンバーとの技術ディスカッション

  8. 技術検討・報告資料作成

  9. お客様(海外)とのWeb会議

  10. メールチェック等

  11. 帰宅

キャリアパス

  1. 環境工学科に入学

  2. 全く知識の無かった半導体の設計部門に配属。主にIOセルライブラリの開発を担当。

  3. ESD保護技術開発を担当。各プロセスのESDガイドラインを発行し、半導体の製品化に貢献。

  4. ESD&IOセル開発のリーダーを担当。評価、解析、設計、お客様サポートなど、幅広い業務を推進。

学生へのメッセージ

日々、さまざまな課題の解決に取り組んでいますが、ファウンドリメーカーとしての付加価値を上げるためには、継続的に新規技術の開発を行っていく必要があります。その新規技術の開発に課題解決の過程で得る事のできた新しい知見を取り入れていくのは当然ですが、全く新しい発想で新規技術の開発を行う事も必要だと思っているので、学生の皆様の新しい発想をTPSCoの開発に生かすことができる事を楽しみにしています。

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